AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」にフラグ付け機能–リスクある契約の把握を容易に

今回は「AI契約管理システム「LegalForceキャビネ」にフラグ付け機能–リスクある契約の把握を容易に」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 LegalForceは2月24日、人工知能(AI)契約管理システム「LegalForceキャビネ」にフラグ付け機能を搭載すると発表した。同機能は、契約リスクがある契約書にフラグを付け、モニタリングを可能にすることで、リスクがある契約書の把握が容易になり、契約トラブルを未然に防止することに役立てることができる。

 フラグ付け機能は、LegalForceキャビネにアップロードをされた契約書のうち、自社に特別な義務が定められるなど、契約リスクがあるものに対し、ユーザー自身がフラグを付けることを可能にする。フラグには注意事項も記載できるため、どの契約書にどのようなリスクがあるのかを簡単に管理することができる。

 フラグは一覧画面にも表示され、フラグを付けた契約書に絞り込んで検索することも可能だという。

 多くの企業では、契約締結前に法務部門が契約書をレビューするが、審査の結果、リスクを残したまま締結するケースがある。そういった契約書については、締結後にリスク管理が求められる。しかし、審査時に法務部門が担当者に契約リスクを伝えるものの、担当者変更により引き継ぎがなされなかったり、膨大な数の契約書の中からリスクのある契約書を探すことが困難になったりするなど課題があるという。

 そこで、LegalForceキャビネにアップロードした契約書にフラグを付けるだけで、リスクのある契約書をすぐに発見・確認できる機能を搭載し、提供を開始することにしたとLegalForceは説明する。

 フラグ付け機能の搭載により、担当者変更などで起こりがちな情報伝達のミスの回避や確認の手間の低減につながり、契約リスクの発生を未然に防ぐことが可能になるという。同機能の搭載は2022年春頃に予定されている。

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