LINEがApache Software Foundationのシルバースポンサーになったと発表
今回は「LINEがApache Software Foundationのシルバースポンサーになったと発表」についてご紹介します。
関連ワード (利用、決定、説明等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Zホールディングス傘下のLINEは、オープンソースソフトウェアの開発や普及を推進する非営利団体Apache Software Foundationのシルバースポンサーになったことを発表しました。
LINEは、この3月にApache Software FoundationのSilver Sponsorになりました。
その背景や、LINEのその他のOSSの取り組みなどについてまとめた記事を公開しました。 #LINE_OSS https://t.co/6N2PWKuFp0— LINE Developers (@LINE_DEV) March 29, 2022
Apache Software Foundationのスポンサーには、上からプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4つのレベルがあります。年間のスポンサー料金は、プラチナが12万5000ドル(1ドル120円換算で1500万円)、ゴールドが年間5万ドル(同600万円)、シルバーが2万5000ドル(同300万円)、ブロンズが6000ドル(同72万円)。
主なスポンサーとして、プラチナにはマイクロソフト、AWS、Google、VMware、Yahoo!、ファーウェイなど。ゴールドには、IBM、Bloomberg、Baidu、Cloudera、Confluentなど。そしてシルバーにはRed Hat、Alibaba Cloud、Comcastなどがあり、LINEはApache Software Foundationのスポンサーとしてこれらの企業と名前が並ぶことになります。
LINEがApache Software Foundationのスポンサーになることを決定した理由として、同社はブログ「LINEがApache Software FoundationのSilver Sponsorになりました」の中で「大規模なトラフィックを扱うLINEのサービスではサービスの安定性を非常に重要視していますが、そのシステムの重要な要素においてASF傘下のプロジェクトに多く依存しています。」と説明しており、実際に同社のサービスで「Apache Hadoop」「Apache Iceberg」「Apache Kafka」「Apache HBase」などを利用していることを挙げています。
ブログではさらに「LINEは日本の企業として、現時点では唯一のスポンサーとして支援することになりました。今回のLINEの参加を契機に、企業が責任を持ってオープンソース組織の活動を支える価値を伝えていくという面でも貢献していければと思います。」と展望を述べています。