AI自動翻訳プラットフォームが「Box」と連携–翻訳環境の安全性向上へ
今回は「AI自動翻訳プラットフォームが「Box」と連携–翻訳環境の安全性向上へ」についてご紹介します。
関連ワード (ビッグデータ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
八楽は、同社の人工知能(AI)自動翻訳プラットフォーム 「ヤラクゼン」が、Box Japanのコンテンツクラウド「Box」と連携したと発表した。八楽は、多言語AI翻訳を可能とする新サービス「ヤラクゼン for Box」の提供を開始している。
ヤラクゼンは、AI翻訳から編集・共有、翻訳会社への発注までを行う翻訳プラットフォーム。誰でも直感的に使えるシンプルなインターフェースと、AIにより使うほどパーソナライズされる機械翻訳、強固なセキュリティが特徴だというている。
ヤラクゼン for Boxは、煩雑なファイルアップロードやダウンロードの工程をなくし、安全な環境下で自動的にAI翻訳を実行する。Box内の指定フォルダにアップロードされたファイルは、定期的にAI翻訳が行われ、翻訳ファイルが自動生成される。生成された翻訳ファイルはそのまま共有できる。
Boxを活用することで、ファイルを安全な環境のままAI自動翻訳を行うことが可能となり、社内用語や専門用語、よく使うフレーズも自動反映できる。翻訳エンジンは4種(DeepL、Google翻訳、Microsoft、NICT)から最適なものを選択可能。
これまでの翻訳ツールの利用では、ファイルを安全な状態で管理していても、翻訳の際に無料翻訳ツールにアップロードすることで情報漏えいのリスクにさらされていた。またクラウドストレージからファイルを取り出して翻訳ツールにかけたり、得られた翻訳結果を再度クラウドにアップロードしたりする度に手間と時間がかかっていた。