光電製作所、次期ERPシステムにSAPのクラウドオファリングを採用

今回は「光電製作所、次期ERPシステムにSAPのクラウドオファリングを採用」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 光電製作所が次期ERPシステムとして、SAPのクラウドERPシステム「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用した。電通国際情報サービス(ISID)が発表した。同システムは、光電製作所の本社及び国内外の拠点に導入され、2024年5月から稼働する予定だ。

 光電製作所は、海洋電子機器やネットワーク製品などの開発・製造・販売を行っている。RISE with SAPは、SAP S/4HANA Cloudを中核としたさまざまなSAPソリューションを包括的に提供するクラウドサービスだ。

 RISE with SAPの導入メリットについて光電製作所は、従来システム上に構築した設定、アドオン、データなど資産を無駄なく引き継げること、アプリケーションやデータベースに加え、インフラストラクチャーやマネージド運用サービス、バージョンアップ対応作業を含めたサポートが提供されることを挙げている。さらに、SAPアプリケーションの拡張を可能にする「SAP Business Technology Platform」など、ほかの業務システムや外部パートナー企業のサービスとの連携がしやすいことも評価している。

 これまで光電製作所は、「SAP ERP Central Component6.0(SAP ECC6.0)」を活用してきた。しかし、変化し続ける市場に対応し、さらなるビジネスの拡大と競争力の強化をめざし、経営データ分析の高度化や業務プロセスの可視化・自動化等のDX施策にも柔軟に対応することができるRISE with SAPへの移行を決定した。

 移行プロジェクトを前にISIDは、SAP影響分析ソリューション「Panaya」を活用した「RISE with SAP」への移行作業の影響範囲特定と優先度付けを行い、精度の高いプロジェクト計画を短期間で提案した。その結果、光電製作所はISIDのSAPシステムにおけるバージョンアッププロジェクトの実績や、費用対効果を意識した最適なアプローチが評価し、移行パートナーとして採用を決定した。

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