岡山県、コロナ対応強化に「LINE WORKS」導入–療養施設への患者移送を効率化
今回は「岡山県、コロナ対応強化に「LINE WORKS」導入–療養施設への患者移送を効率化」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
岡山県は、新型コロナウイルス感染症への対応強化としてビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を導入した。提供元のワークスモバイルジャパンが3月30日に発表した。
岡山県は、新型コロナウイルス感染症の軽症患者を保健所と連携して療養施設に移送している。2021年7〜9月頃の第5波では、患者を療養施設に移送する場合、保健所が岡山県本部(県本部)に専用車両の空き状況を電話で問い合わせ、確認後に県本部が保健所へ電話で回答していた。
患者一人の移送車両手配に複数回の電話のやりとりを要していた上、職員不在の際は電話対応ができなかった。その管理には県本部のホワイトボードを使っていたことから、空き状況の確認には県本部にいる必要もあった。いつでもどこでも即座の確認ができる状況ではなく、より簡便な車両手配方法が求められていたという。
LINE WORKSのアカウントを県本部および保健所の担当職員に配布し、LINE WORKSの「カレンダー」機能を活用することで、専用車両の空き状況がひと目で確認でき、車両予約もカレンダー上で即座に可能になった。
また、患者の移送時に看護師の同行が必要な時は、車両予約とは別に看護師の予定も調整していたが、こちらもカレンダーで予定の確認・調整をできるようにし、業務効率を向上させ、移送調整に必要な時間の短縮に貢献しているという。
ワークスモバイルジャパンでは、今後もコミュニケーションや情報共有を円滑にし、業務効率向上に貢献する取り組みを進めていくと述べている。