SOMPOひまわり生命保険と日立、がん検診レコメンドサービスを実証
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SOMPOひまわり生命保険(SOMPOひまわり生命)と日立製作所(日立)は、がんの早期発見や早期治療などにつながる行動変容を促す「がん検診レコメンドサービス」の実証実験を実施する。実証期間は、4月1~21日。
実証では、SOMPOひまわり生命の顧客約300人を対象に、日立のがん検診レコメンドサービスを利用してもらう。顧客には、がん検診レコメンドサービスの機能の一つであるがんリスクシミュレーションを体験してもらい、がんの発症リスクを自分ごととして捉えてもらう。これにより、がん予防や早期発見へつながる行動変容を促進する効果について検証する。さらにがんの発症リスクを可視化し、顧客のがん予防や早期発見に向けた積極的な行動をサポートする体制を提供する。
参加者が年齢や体重などの基本情報や喫煙歴といった生活習慣、健康診断結果などの情報を入力すると、5種のがん(肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん)に関する発症リスクの傾向が、AからCの3段階(A「低い」、B「中程度」、C「高い」)で表示される。併せて、発症リスクのあるがんの情報やがん発症リスク低減のための生活習慣や予防に関する情報、がん検診などの健康サービスや保険情報なども提供される。
がん検診レコメンドサービスは、日立のLumadaソリューションの一つで、がんの発症リスクの度合いを判定して関連するがん情報などを提供する。開発には、がん研究会 有明病院の匿名化された関連データや、日立の人工知能(AI)技術などによる「がん発症リスクに関する研究」のノウハウが活用されている。