ランサムウェアはKubernetesの脅威に–ベリタス調査
今回は「ランサムウェアはKubernetesの脅威に–ベリタス調査」についてご紹介します。
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ベリタステクノロジーズは4月11日、企業導入が進むKubernetes環境にとってランサムウェアが脅威になっているとの調査結果を発表した。11カ国・地域の企業のITマネージャー1100人へのアンケートで判明したという。
それによると、Kubernetesを利用している企業は20%で、60%が今後2~3年以内にKubernetesを導入するだろうと回答した。利用中の企業のうち25%がランサムウェアなどデータ損失の被害を招く脅威に対策ツールを実装済みで、約4分の3が脅威に無防備だった。
回答者の99%は、物理、仮想、コンテナーの各環境のワークロードを統合的に保護する仕方にメリットがあると答えたものの、62%がそれに関する知識を持ち合わせていないとした。
しかし、回答者の14%は「5年後にはランサムウェアは問題ではなくなっているだろう」とした。47%が今後5年で投資を強化する考えであるといい、ベリタスは「結果的にKubernetes環境のデータ保護を行っていない組織は15%未満になる。今後5年間でKubernetes環境へのランサムウェア攻撃に対する『十分な準備が整う』との回答は56%に上る」とコメントしている。