Azure上でOracle Exadataが稼働、「Oracle Database@Azure」正式サービス開始。2024年には日本でも提供予定
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マイクロソフトとオラクルは、同社が共同で提供する新サービス「Oracle Database@Azure」が正式なサービスとして提供開始されたことを発表しました(マイクロソフトの発表、オラクルの発表)。
Oracle Database@Azureは、Microsoft Azureのデータセンター上でOracle Exadataが稼働し、Oracle Exadata Database services、Oracle Real Application Clusters(RAC)が利用可能になります。また、Oracle Autonomous Database servicesも提供予定です。
これらの機能や価格は、Oracle Cloud上のOracle Exadataと同じとなります。
これによりOracle Exadatabaseを利用しつつMicrosoft Azure内で完結したシステム構築が可能になります。
マイクロソフトとオラクルの戦略的提携の下で実現
マイクロソフトとオラクルは戦略的提携の下で、両社が運営するクラウドであるMicrosoft AzureとOracle Cloudの緊密な相互接続を実現しており、これまでもクラウド間の高速な接続によってMicrosoft AzureからOracle Cloud上のExadata Database servicesを利用することは可能でした。
その上で両社はさらに踏み込んで、Oracle Cloudでのみ提供されていたOracle Exadata servicesのハードウェアとソフトウェアをMicrosoft Azureに持ち込んでサービスを提供するOracle Database@Azureを実現することになりました。
9月の発表時には、レドモンドにあるマイクロソフトのオフィスに、オラクル会長兼CTOのラリー・エリソン氏が出向くなど、両社にとってこのサービスが重要な位置づけであることが示されています。
現時点でOracle Database@AzureはMicrosoft Azureの米東リージョンでの提供ですが、2024年には東日本リージョンでも提供が開始される予定であることも、今回合わせて発表されました。