「Windows 8.1」のサポート終了、マイクロソフトが通知を開始へ–2023年1月に向け
今回は「「Windows 8.1」のサポート終了、マイクロソフトが通知を開始へ–2023年1月に向け」についてご紹介します。
関連ワード (オール・アバウト・マイクロソフト、経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
今もまだ「Windows 8.1」を使用しているというユーザーは、少ないだろう。しかし、使用しているユーザーは、Windows 8.1のサポートが2023年1月10日で終了することを知っておく必要がある。
Microsoftは、Windows 8.1ユーザーに周知させるために、7月からサポート終了日についての通知を開始する。同社によると、通知が表示されたユーザーは、「Learn more(詳細について)」「Remind me later(後で通知)」「Remind me after the end-of-support date(サポート終了後に通知)」のいずれかを、2023年1月までクリックできる。同社はこれまでも、旧バージョンのWindowsユーザーに、より新しいサポート対象となっているバージョンへのアップグレードを呼びかける際に、こうした通知を行ってきた(ちなみにこれまでは、ドメインに参加しているPCの場合は、アップグレードを促されていなかったようだ)。
同社は2013年に、あまり評判のよくなかった「Windows 8」の後継版として、Windows 8.1の提供を開始した。Windows 8.1のメインストリームサポートは、2018年1月に終了したが、同社のライフサイクルサポートポリシーの下、Windows 8.1は5年間の延長サポートが提供されている。この期間中、ユーザーは定期的なセキュリティーアップデート、場合によってはソフトウェアアップデート、そして技術サポートが受けられる。
同社はWindows 8.1に対して、Windows 7では提供した拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)プログラムを提供しないようだ。つまり、2023年1月10日以降、Windows 8.1ユーザーはセキュリティ更新プログラムを入手できなくなる。そのため同社は、ユーザーに「Windows 11」への移行を推奨しているが、「Windows 10」も選択肢になるだろう。Windows 10のサポート期限は2025年10月14日となっており、それまでセキュリティ更新プログラムを受け取ることができる。