企業の80%は2024年までにハイパーオートメーションの採用を計画
今回は「企業の80%は2024年までにハイパーオートメーションの採用を計画」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
SalesforceとVanson Bourneが最近実施した調査によると、自動化に対する要求はあらゆる業界で急増しているものの、既存のアーキテクチャーによって進歩が阻害されており、組織の80%は自動化プログラムの支援について懸念を抱いているという。IT部門がこうした自動化に対する要求や課題にどのように取り組もうとしているのかを把握するために、Salesforceは世界各地にいる600人の最高情報責任者(CIO)やIT関連の意思決定者を対象とする調査をVanson Bourneに依頼した。
以下は、こうした600人のCIOとIT分野のリーダーに対して、自動化に関するさまざまな質問を投げかけた際の主な回答をまとめたものだ。
自動化はデジタル変革の要だ。今日の企業はサイロ化や、複数のプロセス自動化ツール、分断化されたシステムという重荷を背負っている。調査では、従業員の満足度が職場における自動化によって高まっていくことが示されている。また、ハイパーオートメーションによってデジタルの価値と生産性の向上へと続く扉が開かれるとともに、市場投入(TTM)ペースが加速され、従業員および顧客のエクスペリエンスに変革がもたらされることも示されている。さらに、コンポーザブルアーキテクチャーの重要性が明確にされてもいる。より迅速なイノベーションに向けた圧力が高まり続ける中で組織がさらなるアジリティーを求めるようになる結果、コンポーザブルアーキテクチャーやイベント駆動アーキテクチャーに向けた弾みがついていくはずだ。
ワークフローの自動化に向けてローコード/ノーコードテクノロジーを活用できる企業であれば、効率の向上や、迅速な収益化、開発コストの低減、組織における成果の最大化のためのイネーブラーとしてのデジタル変革の力を認識できるはずだ。企業の自動化を推し進める原動力は、従業員が顧客やパートナーのより大きな力となれるようにするという必要性に基づいている。そしてこれは、単純な繰り返し作業を自動化することで実現され、それによりオンライン上と対面の双方におけるエクスペリエンスを、増大し続けるタッチポイントを横断するかたちで成功に導けるようになる。デジタルファーストな経済で成功を収め、勝ち残るのは、自社の自動化能力をすべての業務をまたがって推進すると全社的にコミットしている企業なのだ。