栗田工業、経理業務変革プラットフォーム導入で経理業務を可視化・効率化
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栗田工業は、経理業務のプラットフォームとして「BlackLine」を導入し、2021年9月期から決算業務を同システムで対応して決算開示にかかる日数を短縮した。ブラックラインが発表した。
栗田工業は、BlackLineの「タスク管理モジュール」を導入することで、決算に関わる多数の業務をBlackLine上で網羅的に把握し、進ちょく状況を可視化してタスクの漏れや手戻りを削減した。従来、四半期期末日から35日で開示していたが、2021年度第1四半期決算から四半期末日~翌月内で開示できるようになった。
BlackLineは、経理業務プロセスの可視化、標準化、自動化、統制強化を実現するクラウド型の経理業務変革プラットフォーム。決算業務を中心に、既存の会計システムなどでカバーされない手作業をデジタル化することで、経理人材のスコアキーパーからビジネスパートナーへの移行を支援する。また環境に左右されることなく持続可能かつリアルタイムにグループ全体の経理データを可視化することで、ガバナンスの強化や意思決定の迅速化にも貢献する。
栗田工業は導入の効果として、決算業務から付加価値業務へ移行しやすくなったことや、進ちょく状況の可視化、承認フローの一元化、四半期決算の早期化などを挙げている。業務標準化、可視化、ペーパーレス化などの効果も生まれたという。
同社は2021年4月からBlackLine導入し、9月決算期から稼動させている。経理業務の一部属人化により決算業務工数や監査対応工数が多く、決算開示日数にも長期間を要するという課題があった。さらに、企業経営を支える付加価値業務へと財務経理人材の業務を移行させたいという要望も高まっていた。