マイクロフォーカス、「Visual COBOL 8.0」など発表–モダナイズ対応を強化
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マイクロフォーカスは8月23日、アプリケーション開発プラットフォームの最新版となる「Visual COBOL 8.0」と「Micro Focus エンタープライズ製品 8.0」を発表した。9月15日に出荷を開始する。
Visual COBOL 8.0は、Microsoftの「Visual Studio 2022」「Visual Studio Code」と「Eclipse」に統合されたCOBOLやメインフレームのアプリケーション開発ツール。Visual Studio環境では、従来の「.NET Core 3.1」に替って長期サポートの「.NET 6」を新たにサポートし、WindowsとLinuxの双方で稼働するCOBOLアプリケーションを開発できるようになった。
また、「IBM Enterprise COBOL 6.3」との互換性では、JSON PARSEおよびJSON GENERATEが匿名オブジェクトに対応したほか、「SQLCODE」や「SQLSTATE」などのデータベースとの通信時に戻されるエラー情報を設定ファイルでカスタマイズできる「SQLエラーマッピング」機能を追加している。これにより、複数データベースと通信するプログラムや異なるデータベースへの移行時におけるプログラムの改修量を削減できるという。
Micro Focus エンタープライズ製品 8.0では、Visual COBOL 8.0における新機能や機能強化に加え、「PostgreSQL」とAmazon Web Services(AWS)の「Aurora」への「IBM Db2」のデータのデプロイをサポートし、対応データベースを拡充した。また、ターミナルエミュレーターの「Micro Focus Host Access for the Cloud TN3270」では、ブラウザーベースのHTML5によるアクセスができるようになっている。
最新版製品について同社は、コンテナーやクラウドへのアプリケーション導入おいて、COBOLおよびメインフレームのモダナイゼーションに向けた独自の機能を提供すると説明。最新リリースが顧客に対する同社のコミットメントであり、「モダナイゼーションの道筋を改めて示すもの」としている。