ユニバース、「SmartDB」を導入–ノーコードで100件以上の業務デジタル化を目指す
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青森・岩手・秋田県でスーパーマーケットを展開するユニバースは、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を導入した。同サービスを提供するドリーム・アーツが発表した。
ユニバースでは、SmartDBを「脱Excel・紙を実現する基盤」として位置付け、ユーザーから要望が挙がっている100件以上の個別業務のデジタル化を進めている。
SmartDBは業務デジタル化クラウドで、現場個別の業務から全社横断業務までノーコード/ローコードでの開発を可能としている。ワークフローとウェブデータベースを中心に多彩な機能を持ち、柔軟な外部システム連携やきめ細かな権限管理、高度なセキュリティ要件にも対応している。
また、サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現している。
ユニバースがいくつかのツールを比較検討した上でSmartDBを選択した理由として、本部や店舗で発生するさまざまな業務をノーコードで開発できる標準機能のカバー範囲の広さを挙げた。また、充実した機能セットに対して利用料金がリーズナブルであることも採用のポイントとなった。
SmartDBの導入後は、薬剤師会から指摘された店舗の衛生面における管理不備の改善結果をまとめた「衛生指摘管理」を「iPad」アプリ化し、ウェブデータベース機能により他店舗が指摘された内容・改善結果を自店でも確認できるようにした。これにより各店舗での自発的な改善につながるなど、業務の効率化・全店舗のQSC(Quality・Service・Cleanliness)向上を促進できているという。
また、本部の「店舗用地の賃貸借管理」では、契約情報をデータベース化し、ノーコードでビューの設定を行うことで期限や対応状況を簡単に確認できるようになり、期限が近い契約のアラート通知を自動化することで対応漏れを回避できるようになった。さらに、ワークフロー機能により適切な手順通りに業務プロセスを進行できるようになり、入力情報の自動チェックにより過不足のない情報蓄積ができている。
ユニバースでは、これらのSmartDBで構築した業務アプリの成果が発表され、各部署から100を超える業務に対するデジタル化の要望が寄せられ、今後1~2年以内に実現していくという。