エアロネクスト、KDDIスマートドローン、KDDIの3社、ドローン配送の社会実装に向け連携
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エアロネクストとKDDIスマートドローンは、ドローン配送サービスの社会実装に向け業務提携契約を締結した。
またKDDIは、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者:グローバル・ブレイン)を通じてエアロネクストに出資した。「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約200億円規模で、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、データマーケティング、フィンテック、法人向け(BtoB)SaaS、エンターテインメントなどを注力分野としている。
今回の提携および出資を皮切りに、2023年3月までに14以上の自治体でのドローン物流実証や実装において連携を予定している。
エアロネクストとKDDIスマートドローンの業務提携では、ドローン配送サービスの自治体への導入および導入に向けた実証実験を共同実施し、ドローン物流に必要な機体・モバイル通信・運航管理システムの販売・導入における連携を強化する。
エアロネクストとKDDIグループはこれまでも、3月に新潟県阿賀町においてドローン配送の実証実験を実施し、6月に物流専用ドローン「AirTruck」とドローン運用の基本ツール「スマートドローンツールズ」を組み合わせたドローン配送パッケージ「AirTruck Starter Pack」を提供開始するなど、連携を進めてきた。
「AirTruck」は、エアロネクストがACSLと共同開発した日本発の量産型物流専用ドローン。エアロネクスト独自の機体構造設計技術により安定飛行を実現した。荷物を機体の理想重心付近に最適配置し、荷物水平と上入れ下置きの機構で、物流に最適なユーザビリティ、一方向前進特化・長距離飛行に必要な空力特性を備えている。試作機は日本各地の実証実験で飛行し日本No.1の飛行実績をもつ。
スマートドローンツールズは、ドローンの遠隔自律飛行に必要な基本ツールをまとめた「4G LTEパッケージ」に、顧客の利用シーンに合った「オプション」を組み合わせて利用できるサービス。「4G LTEパッケージ」は、全国どこからでもドローンの遠隔操作・映像のリアルタイム共有を可能とする「運航管理システム」や、撮影したデータを管理する「クラウド」、データ使い放題の「モバイル通信」の3つのツールをまとめて提供している。