アンリツとコニカミノルタ、食品工場のDXソリューションを共同開発
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アンリツとコニカミノルタは、食品工場のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けた共同開発を進める。
この取り組みでアンリツは、「はかる」を軸に培ってきた「状態計測」「遠隔監視」の強みを生かし、工場内の生産設備、センサーと連携し、生産プロセス・統計情報を一元的に可視化・共有・管理するソリューションを提供する。コニカミノルタは、同社が展開する画像IoTの共創型プラットフォーム「FORXA」の人工知能(AI)技術の「FORXAI Imaging AI」「映像記録・見守り」のためのカメラやエッジデバイスを提供する。
開発するソリューションは、アンリツ本社構内の「ANRITSU 5G LAB」に展示する。これらは食品工場におけるユースケースを想定した「工場内見守りソリューション」と「オペレーション支援ソリューション」の2つのデモンストレーションで、ラボ内に構築したローカル5Gネットワークと、コニカミノルタのFORXAI Imaging AIを活用した物体検出や骨格検出技術を用いている。
工場内見守りソリューションでは、カメラ映像をAIで解析し、作業者の姿勢を判別して、工場内の冷凍庫など危険エリアへの侵入や作業者の転倒、同じ場所での長期滞在などを検出し、リアルタイムで管理者へアラートを通知する。
オペレーション支援ソリューションでは、カメラ映像をAIで解析し、作業者の動作を判別することで、管理者や作業者の負荷軽減、生産量歩留まりの最適化を図る。これにより意思疎通が難しい、流れ作業など現場を離れられない作業者や管理者の負担を軽減する。