凸版、インターナルカーボンプライシング制度導入へ–CO2排出量をコスト換算
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凸版印刷は2023年度における設備投資から、インターナルカーボンプライシング(ICP)制度を導入すると発表した。
ICPとは、低炭素投資/対策の推進に向けて企業内部で独自に設定・使用する炭素価格。二酸化炭素(CO2)排出量1トン当たりの費用を自社の基準で仮想的に費用換算し、気候変動リスクを定量化する。これを投資判断の基準の一つとすることで、脱炭素社会に向けて低炭素設備・省エネ投資を加速させる。
社内炭素価格は導入時130USドル/t-CO2で、適用する対象はCO2排出量の増減を伴う設備投資。これらのCO2増減量に対して社内炭素価格を適用し、CO2削減効果の高い施策に優先投資する。
同社は今後一層高まる温室効果ガス排出量の削減要求への対応として、将来を見据えた長期的視野での低炭素投資や対策の意思決定にICP制度を活用し、さらなる省エネ・再エネ設備の導入を推進する。