凸版とGMOブランドセキュリティ、模倣品対策におけるサービスで協業
今回は「凸版とGMOブランドセキュリティ、模倣品対策におけるサービスで協業」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
凸版印刷とGMOブランドセキュリティは、ブランドや商品の模倣品対策において協業を開始した。両社はブランドや商品そのものに対し、インターネット上のモニタリングから流通後の物理的な対策まで、全方位的に対応する模倣品対策サービスの提供を目指す。
まず、GMOブランドセキュリティのウェブブランドセキュリティサービスと、凸版印刷のホログラムやクラウド型真贋(しんがん)判定サービスなどの連携を開始した。
GMOブランドセキュリティは、ブランドに対する脅威やリスクを可視化し、ブランド保護のための商標/ドメインネーム取得代行や管理支援、ウェブ監視、侵害対策などのサービスを展開している。また、ウェブブランドセキュリティの一環として、模倣品に特化した監視・侵害対策サービスを行う「ブランドモニタリングサービス」を提供している。
凸版印刷は長年培ってきた製造技術を生かし、さまざまなホログラムの提供や「ID-NEX 真贋判定サービス」など、商品自体に模倣品防止/真贋判定機能を付加するサービスを展開している。
財務省によると、偽造/模倣品をはじめとする知的財産侵害物品の流通は増加が続いており、全世界で4兆6800億ドル(約515兆円)に達したと言われている。特に近年は、インターネットを介した偽造/模倣品の流通への対処が企業にとって深刻な課題となっている。
今後両社は、新たな模倣品対策サービスの開発・提供に加え、模倣品対策セミナーの共催などによる知識共有・啓もう活動も行う予定だという。