オルビス、化粧品業界初の登録不要な無人販売店舗を開業へ
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オルビスは5月8日、無人販売店舗「ORBIS Smart Stand」を同12日に開業すると発表した。同店舗は、東京・立川駅に隣接する商業施設「グランデュオ立川」の同社店舗をリニューアルしたもの。
ORBIS Smart Standでは、TOUCH TO GOの無人決済システムを採用している。事前の顧客登録なしで無人決済システムを利用できる店舗は化粧品業界初だという。また、オンラインカウンセリングサービスを受けられるコーナーを設置し、これまでにない顧客体験価値の提供を図る。テスターも用意しており、来店客はスキンケアや美容液などのアイテムを自由に試すことができる。
今回のリニューアルにより同社は、ECでの購入がメインの顧客も気軽に立ち寄れる場所にすることを目指す。また、オンライン上でカウンセリングを体験してもらうことで、これまでオルビスのビューティーアドバイザー(BA)と接点がなかった新規顧客にも同社の接客を体験してもらうことを図る。省人化・省力化も可能となり、店舗におけるオペレーションコストの低減が期待される。
今回採用した無人決済システムは、天井に設置された複数のカメラなどを通して来店客が手に取った商品をリアルタイムに認識する。出口付近の決済端末に表示された購入商品の明細と合計金額を確認し、決済すると購入が完了する。
オンラインカウンセリングサービスは、店内に設置されているタブレッド端末、あるいは来店客のスマートフォンで利用でき、スマートフォンからは店内に掲示されているQRコードを読み取ってアクセスする。来店客はビデオ通話の形で、商品に関する質問や季節による肌の悩み、自分に合ったスキンケアやメイクの相談などが可能だという。利用料は無料で、受付時間は平日10~15時、利用時間は最長15分だとしている。