黒部市社協、人事労務システム「ジンジャー」活用で業務時間を年間389時間削減

今回は「黒部市社協、人事労務システム「ジンジャー」活用で業務時間を年間389時間削減」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供するjinjerは、富山県の黒部市社会福祉協議会(黒部市社協)、SMARTふくしラボと進めている「業務効率改善ふくしDXプロジェクト」の成果報告を行った。これによると、ジンジャーを活用することで黒部市社協の人事労務に関する業務時間を年間389時間削減したという。

 ジンジャーは、人事労務、勤怠管理、給与計算、ワークフロー、経費精算など、人事労務の効率化を支援するクラウドシステム。人事に関わるデータを集約し、単一のデータベースで管理することで、関連する各システムの情報登録や変更の手間を削減する。

 黒部市社協は地域福祉を推進する中核的団体として、黒部市における住民組織と公私の社会福祉事業関係者などで構成され、住民の福祉活動の組織化、社会福祉を目的とする事業の連絡調整・企画・実施などを行う民間組織。

 業務効率改善ふくしDXプロジェクトは2022年5月に発表され、業務をアナログからデジタルに置き換え、業務効率を改善することで福祉人材の不足を補うことを目的としている。その際、共同研究チームから業務効率改善の取り組み目標として、2023年3月末までに勤怠管理業務時間の770時間を約70時間に削減するといった削減目標が示された。

 その後、jinjerが分析したところ、業務効率領域は勤怠管理業務だけでなく、給与計算システムとの連携や雇用契約業務のデジタル化など多岐にわたり、全業務時間は年間987時間に上ると判明。これを受けて改めて業務効率化を進め、2022年4月からの1年間で389時間を削減したという。

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