NEC、デジタル定着化ツールでSAP AribaとSalesforceの操作問い合わせを75%削減
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NECは、購買・調達の「SAP Ariba」と顧客管理(CRM)の「Salesforce」の両システムを円滑に操作するためのナビゲーション方法として、デジタル定着化ツールの「WalkMe」を導入した。WalkMeが発表した。
WalkMeによると、NECではSAP AribaとSalesforceの操作の難易度が高く、活用が想定どおりに進んでいなかったという。このためWalkMeを用いて、両システムの正しい操作のナビゲーションやガイダンスを従業員に提供するようにした。マニュアルが無くても迷わず操作できるように入力を指示したり注意事項を画面上に表示したりするほか、指定以外の操作を無効にして誤操作を防止したり、一部操作をWalkMeで自動的に補助したりしている。
WalkMe導入以前は、SAP AribaとSalesforceの申請全体の約10%について利用者から問い合わせが寄せられ、対応がシステム運用者の大きな負担になっていた。導入後には、これが75%減少したとのこと。さらに、申請全体の20%以上で不備による差し戻しが発生していたが、導入後には差し戻し件数が約70%減少した。
NECは、2025年度目標の中期経営計画で社内外にわたるDX施策を推進しており、WalkMeの利用は、社内DX施策の一部になるという。