ファンケル、クラウド営業支援ツールを導入–属人化の脱却やナレッジ共有など目指す

今回は「ファンケル、クラウド営業支援ツールを導入–属人化の脱却やナレッジ共有など目指す」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 化粧品・健康食品を製造・販売するファンケルの流通営業本部は、マツリカのクラウド営業支援ツール「Senses」を導入した。マツリカが6月20日に発表した。

 同本部は、Sensesについて新機能追加やリリースなどでの「開発面」、サポートやカスタマイズなどの「運用面」のいずれにおいても顧客に寄り添ったツールだと評価した。

 Sensesは「現場ファースト」でビジネスの成長を支援するセールスマーケティングプラットフォーム。蓄積された情報からAIが営業の成功・失敗事例を解析して、いつ・誰に・何を・どのように行うかを直接的に支援する。データ入力の負荷が低く、段階別に個人の強み・弱みの分析が可能で、データを活用した営業チーム変革へのアプローチを可能にする。

 同本部では、営業メンバーが同ツールをきっかけに自分たちの営業活動を見直し、課題解決のために動き出しているという。また今後は業務属人化からの脱却やナレッジ共有などの促進に活用していくという。具体的には、成功事例となる営業資料や商談情報を蓄積し、それらを横展開することで全体の営業レベルの底上げを図る。

 従来、同本部では、情報やナレッジの共有が図られていないことが課題となっており、紙やExcel、Wordなどのファイル管理に負荷がかかり、同じ商品であっても人によって営業資料が異なる状況だった。また、名刺の管理も属人的で、誰が誰と接点があるのかも共有されていなかった。さらに個人の成果によるナレッジや顧客との接点に関する情報が全体には共有されていなかった。

 システムにおいても、流通系のバイヤーなどと交渉するためBtoB向けのツールが必要なのにもかかわらず、BtoC向けツールを使用しており、的確にデータ管理ができていなかった。

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