ティーリアム、LINE公式アカウントの「オーディエンス」機能とデータ連携
今回は「ティーリアム、LINE公式アカウントの「オーディエンス」機能とデータ連携」についてご紹介します。
関連ワード (マーケティング等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ティーリアムジャパンは6月21日、LINEが提供しているLINE公式アカウントの「オーディエンス」機能と連携を開始したと発表した。日本市場などアジア全域の既存ユーザーは追加料金なしで利用できる。
LINE公式アカウントを運用する企業・店舗は、オーディエンス機能を用いて配信対象の属性を絞り込むことで、メッセージ配信やステップ配信での詳細なターゲティングが可能になる。今回の連携により、ティーリアムの顧客データ基盤(CDP)側で作成したオーディエンスをLINE公式アカウントで活用できるようになった。
同社のCDPは、ウェブサイトやアプリケーションなどにおけるユーザーの行動、過去の購買履歴などをリアルタイムに追跡してオーディエンスを識別するため、より迅速かつユーザーにとって関連性高く、適切なタイミングでのメッセージ配信が可能になる。
LINE公式アカウントは、「友だち」となっているユーザーに対して企業や店舗がメッセージ配信を行うことができる法人向けアカウントサービス。2022年8月時点で国内での認証済アクティブアカウント数は39万を超える。企業規模を問わず、飲食店や理美容、製造販売、EC、金融、不動産、医療など幅広い業界・業種で活用されており、売り上げの拡大、カスタマーサポート、顧客関係の構築など利用目的も多岐にわたるという。
ティーリアムは、デジタルマーケティングにおけるLINEの重要性を早くから認識していたといい、2017年にLINEのMessaging APIと連携を始め、これまでもLINEを経由したメッセージ配信に対応していた。
今回の連携強化では、LINEのオーディエンス機能に、高いリアルタイム性を持つ同社の顧客インサイトを反映することが可能となったため、より受け手にとって関連性が高く、パーソナライズされた顧客体験を演出できるとしている。