ヤンマー建機、ワークフローシステムで年間1000時間超の業務時間を削減
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ヤンマー建機は、ワークフローシステム「AgileWorks」を活用し、申請書の持ち回りや押印の手間を削減するなど業務の効率化を推進している。エイトレッドが7月4日に発表した。
AgileWorksは、中堅・大規模組織向けのワークフローシステム。人事異動や組織改編などにも柔軟に対応するほか、書類移管や引き継ぎの機能を備え、意思決定後の社内ナレッジの共有も速やかに行える。グループウェアや外部システムとの連携、柔軟なアドオン開発も可能で、開発工数の削減やシステム運用の省力化にも役立つ。
ヤンマー建機では、社内の全部門にAgileWorksを展開し、従来の業務フローを省力化するだけでなく、他システムとの連携により決裁後の在庫管理などの作業も自動化させ、課題となっていた「Excel」への転記作業などもなくした。こうした電子化の取り組みにより、年間換算で1000時間以上の業務を削減したという。
AgileWorksの選定において、他システムとの連携性を重視した上で、別のワークフローシステムと比較検討した。各部門の代表者に「デザイン性」「申請/承認のしやすさ」など6点の項目でアンケートを実施した結果、AgileWorksはほとんどの項目で過半数以上を獲得した。
さらに同社では、身近な業務の電子化から始め、その後にAgileWorksを全社展開したことで、これまでITになじみの薄かった従業員のデジタル化への意識が高まったとしている。