アクセンチュア、日本の大手PR企業のマーケティング子会社を買収
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アクセンチュアは7月24日、広報(PR)事業大手ベクトル傘下のシグナルを買収すると発表した。アクセンチュアは、マスコミ取材記事やウェブの口コミ、ソーシャルメディア、デジタル/アナログ広告など全方位型のマーケティングビジネスを強化する。
シグナルは、企業などのPR代行やマーケティング、広告運用、ウェブサイト構築、市場調査などの事業を手がける。アクセンチュアは、シグナルの専門性とアクセンチュアのマーケティングサービスを組み合わせて、企業顧客にマーケティングのあらゆる機能を網羅したサービスを一気通貫して提供できる体制を強化すると説明。シグナルの約100人の社員はアクセンチュアに移籍する。
買収についてアクセンチュア 代表取締役社長の江川昌史氏は、同社が法人顧客の財務指標領域と非財務指標領域で包括的な価値を提供する360度バリュー戦略で、シグナルの専門性が優れた顧客体験を提供する上で競争優位を築くために不可欠だと説明した。
シグナル 代表取締役の草場大輔氏は、「企業や社会がコミュニケーションに期待する役割が大きく変化する中では、課題の本質を見極めたコミュニケーションの設計が求められ、アクセンチュアはこの課題の本質を見いだし、その解決に向けた成果につなげることができる企業」とコメントした。
アクセンチュアは、この買収が商習慣に基づく完了条件に従って実行されると説明。買収金額などは発表していない。