東京都済生会中央病院、統合人事システムを採用–勤務状況の把握促進

今回は「東京都済生会中央病院、統合人事システムを採用–勤務状況の把握促進」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 東京都済生会中央病院は「医師の働き方改革」推進に向けて、統合人事システム「COMPANY」を採用した。提供元のWorks Human Intelligence(WHI)が発表した。同院は、クラウドサービスとして提供される「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「就労モバイル勤怠」を導入している。

 COMPANYは、人事管理、給与計算、勤怠管理、タレントマネジメントなど、人的資本マネジメントにまつわる業務領域を広くカバーしており、約1200法人グループへの導入実績を持つ。

 東京都済生会中央病院は、535の病床を有する高機能急性期病院。36の診療科を持ち、常勤職員約1300人が勤務している。同院では、これまで既存の勤怠管理システムを改修しながら勤務管理を行ってきたが、より柔軟かつ迅速に勤務情報を把握して働き方の改善に活用することを目指し、今回の導入に至った。

 導入前は、労働時間の管理に一部手作業なども含まれ、膨大な工数がかかっており、紙や複数システムへの情報転記・手入力が負担となっていた。また、各種人材データを使用・閲覧する度にデータの抽出/整形作業が必要となっていた。

 導入後は、勤務時間のタイムリーな把握に加え、副業・兼業の労働時間や自己研鑽の時間も管理可能となる。また、モバイル端末から勤怠打刻を行えるようにすることで、多忙な医師の正確な労働時間把握につなげる。さらに、人事領域のシステムを統一することで、入力などの作業工程を削減し、人材データ活用の基盤として用いる。

 今後は、顧客の病院が集まって情報交換するWHI主催のイベント「病院ユーザー会」などを利用することで、ベストプラクティスを取り入れ、さらなる人事業務の効率化・高付加価値化を図るとしている。

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