ビジネス支出管理で「パーパス×サステナブル経営」を加速–Coupa Japan Summit
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ビジネス支出管理(Business Spend Management:BSM)システムをクラウドサービスで提供するCoupaは7月26日、都内で「Coupa Japan Summit」を開催した。「パーパス×サステナブル経営を加速するBSM」と題した基調講演に登壇した代表取締役社長の小関貴志氏は「サステナブル経営を支えるのは人とテクノロジー、アナログとデジタルだと強く感じている。われわれはテクノロジーを通じて支援し続けたい」と、世界3000社超のコミュニティー、累計取扱額630兆円、34を数えるBSMソリューションを強くアピールした。
小関氏の講演内容は以前の記事と重複するので割愛するが、環境・社会・経済の全てにおいて持続可能な状態を実現する「サステナブル経営」と企業の存在意義や志を指す「パーパス」を同時に実現するには、「働き方改革や業務効率化、科学的経営の推進」が必要となり、テクノロジーによる支援が不可欠だと自身の戦略を強く主張した。
米国のCoupa Softwareでプロダクトマネジメント担当シニアバイスプレジデントを務めるFang Chang氏はソリューション戦略として「『可視化』『統制&最適化』『改善』に努めている」といい、間接材の購買体験を高める管理機能の強化や、直接材の調達を高める「サプライチェーンコラボレーション」を挙げた。また、サプライヤー管理の効率化やリスク軽減、コミュニティーデータを用いた業務プロセスの最適化を実現している。
そして、(Coupaの蓄積データを用いる)「Community.ai」で950万社超のサプライヤーから得たデータで、各種取り引きの価格交渉をスマートにする「価格インサイト」の一般提供を開始。「今後は支出計画をスマートにする機能提供も予定している」(同氏)という。