中電工、「COMPANY」導入で人事情報を一元化–人事DXを推進
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中電工は、人事DXの推進に向けて統合人事システム「COMPANY」を採用した。同システムを提供するWorks Human Intelligence(WHI)が発表した。
COMPANYは、人事管理、給与計算、勤怠管理、タレントマネジメントなど、人的資本マネジメントにまつわる業務領域をカバーする。中電工では、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「CWSスマートデバイス」「COMPANY Talent Management」の導入を決定しているという。
中電工は、電気・空調・給排水・情報通信などを提供する従業員約3600人の総合設備エンジニアリング企業。人事・給与領域では30年にわたり自社開発の基幹システムを利用しており、老朽化により運用負荷が高くなっていた。
また基幹システム以外に、評価システムや昇給システム、資格管理システムなど、複数のシステムを利用しており、人事データが各所に散在しているため、DXの要となるデータ活用の障壁になっていたという。
今後、分散していた人事関連システムをCOMPANYに集約し、散在していた人事情報を1つのデータベースに一元化する。従業員情報の収集から人事情報管理、それらを活用した給与計算や評価業務、従業員への情報開示まで1つのシステム上で業務を完結させることで、紙やシステム間のデータ連携にかかるムダをなくし、業務効率化を推進させるという。また中電工では、これまで運用変更のたびに自社内で発生していたシステム改修工数も削減されると見込んでいる。
中電工はCOMPANYについて、法改正やトレンドの変化など、企業環境の変化に対応する標準機能の強化を定額保守料の範囲内(無償バージョンアップ)で行っていることや、広範な標準機能、操作性を評価した。またWHIの導入コンサルタントチームによるバックアップ体制も採用の決め手となった。