社内向け生成AI機能は25歳以下が熱心に利用–日本情報通信

今回は「社内向け生成AI機能は25歳以下が熱心に利用–日本情報通信」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 NTTグループ企業の日本情報通信は、社内向けの生成AIチャット機能「NICMA」の利用状況を発表した。25歳以下の社員の65%が毎月20回以上チャットに問いかけをしているなど若手世代が熱心に利用していることが分かったという。

 同社は、約1300人の社員向けに、6月からOpenAIの「GPT-4」をベースにしたNICMAを展開しており、リリース後の5カ月間で月間のアクティブユーザー数が700人、毎日のアクティブユーザーが200人以上になっているとする。

 1カ月当たり20回以上チャットに問いかけをしている社員の年代別(5歳刻み)の割合は、25歳以下が65%で最も高く、以下は26~30歳と46~50歳がそれぞれ29%、36~40歳と41~45歳がそれぞれ27%、51~55歳が26%、61歳以上が23%、31~35歳と56~60歳が22%だった。同社によれば、若い年代が研修期間で効果を実感し、「新しい技術に対して高い適応性を持ち、積極的に活用していることを示している」としている。

 導入効果の上位は、「アイデア出し、壁打ち」(191人)、「質問、課題作成」(118人)、「言い回しの変容(表現方法を変える)」(114人)、「要約、簡易化」(110人)などだった。

 生成AIを使った1日当たりの業務時間の削減効果は、「10分程度」(125人)、「30分程度」(109人)、「20分程度」(52人)、「60分以上」(42人)、「40分程度」(12人)、「50分程度」(2人)だった。

 同社はリモートワークが約8割を占めているといい、部門内や部門をまたがったコミュニケーションが希薄になりつつあるため、ハイブリッドワークによる対面コミュニケーションも重視しているという。NICMAを活用することで、「隣にいる同僚に聞く気軽さで業務に必要なサポートを簡易に得ることが可能となると考えている」としている。

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