ウイングアーク1st、北九州市で「Peppol」による請求書受領の実証実験–2月から
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ウイングアーク1stは、福岡県北九州市およびデジタル庁と連携し、北九州市におけるデジタルインボイス標準規格「Pan European Public Procurement Online(Peppol)」の請求書受領の実証実験を開始する。
Peppolは、請求書(インボイス)などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様のこと。ベルギーの国際的非営利組織であるOpenPeppolがその管理などを行っており、日本の管理局はデジタル庁が担う。
実証期間は2〜4月を予定しており、調達事業の請求情報を、Peppolネットワークを介してデジタルインボイスにより実際の支払手続きに使用する。
Peppolは現在、欧州各国のみならず、オーストラリアやニュージーランド、シンガポールなどの欧州域外の国も含め30か国以上で利用が進んでいる。
デジタルインボイスとは、国際標準化された構造化デジタルデータによる請求書のこと。売り手のシステムから買い手のシステムに直接データ連携で利用される。デジタル庁が推進する日本のデジタルインボイスの標準仕様「JP PINT」は、売り手のアクセスポイント(C2)と買い手のアクセスポイント(C3)との間での情報のやり取りに活用される。