UI銀行、マネーロンダリング対策で「継続的顧客管理」への対応強化
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UI銀行は、マネーロンダリング対策として日立ソリューションズ西日本が提供する「継続的顧客管理システム」を導入した。システムは2023年12月から稼働している。日立ソリューションズ西日本が1月29日に発表した。
UI銀行は店舗を持たず、口座開設や預金管理などのサービスを非対面で提供している。その中で、顧客管理のさらなる強化を図っていくため、顧客ごとのリスク要因判定で精緻なリスク評価、リスクランクと直近本人確認日による期日管理、再本人確認の案内メール発信、確認結果のデータベース(DB)化を実現することが喫緊の課題となっていた。
継続的顧客管理システムは、顧客情報収集管理やリスク評価、期日管理、本人確認情報記録などの一連の処理をサポートする。UI銀行は今回のシステム導入で「精緻な類型化(セグメント化)」によるリスク評価書と乖離(かいり)のない全顧客のリスク評価を実現したほか、リスクランクに応じた電子メールによる再本人確認によって顧客管理を強化した。また、次フェーズでは、銀行アプリとAPI連携による再本人確認を実施し、本人確認記録を同システムで直接DB化する予定だ。