フォーティネットの「FortiOS」に深刻度の高い脆弱性–修正版など公開
今回は「フォーティネットの「FortiOS」に深刻度の高い脆弱性–修正版など公開」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Fortinetは米国時間2月8日、同社製品に搭載しているファームウェア「FortiOS」に存在する脆弱(ぜいじゃく)性と、これを修正するFortiOSのアップデートバージョンや影響を緩和する回避策について情報を公開した。脆弱性を悪用するサイバー攻撃が発生する可能性が高いとして、ユーザーに早急な対応を呼び掛けている。
同社によると、FortiOSには、境界外書き込みの脆弱性(CVE-2024-21762)が存在する。外部の認証されていない第三者がこの脆弱性を悪用して、細工したHTTPリクエストを送信し、任意のコードやコマンドを実行する恐れがある。共通脆弱性評価システム(CVSS) v3による評価は「9.6」(最大値10.0)で、緊急度を「高」に指定している。
同社によれば、すぐに修正バージョンを適用できないなどの場合の回避策は、SSL VPN機能の無効化になる。ただし、ウェブモードの無効化は回避策にならないとしている。