カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」に新版–フロントベゼルにギミックも
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玩具メーカーのターリン・インターナショナルは2月26日、ネットワーク機器をミニチュア化した玩具製品の最新版「カプセルトイ 手のひらネットワーク機器2」と、2023年6月発売の第1弾製品をリニューアルした「カプセルトイ 手のひらネットワーク機器1.1」を発表した。自宅にいながらデータセンター構築の気分を味わえるという。
カプセルトイ 手のひらネットワーク機器は、システムインテグレーターのエーピーコミュニケーションズ(APC)が企画・総合監修し、企画に賛同した国内外のIT機器メーカーが監修している。賛同メーカー各社のルーターやスイッチ、セキュリティアプライアンスなどの機器をラインアップし、機器本体に加えて機器を収容するサーバーラックや冷却ファン、電源タップ(PDU)、LANケーブル、棚板までもミニチュア化、同梱している。
APCによると、A10ネットワークス、シスコシステムズ、古河電工が監修した第1弾製品は、発売直後に全国各地で売り切れが続出し、同年9月に再発売するなど、累計10万個以上を販売したという。
第2弾となるカプセルトイ 手のひらネットワーク機器2では、APRESIA Systems、Extreme Networks、フォーティネットジャパンに加え、「手のひらサーバーもぜひ」との思いで企画に賛同したというグローバルサーバーベンダーの1社(報道発表上では非公開)が監修し、サーバーが新たに追加された。さらに、一部機器でフロントベゼルを取り外せるギミックが実装されている。第1弾製品の機器とLANケーブルを相互接続でき、複数のLANケーブルをまとめるケーブルホルダーを使って美しいケーブリングに挑戦することもできる。
第1弾製品をリニューアルした手のひらネットワーク機器1.1では、LANケーブルの配色が青と黄の2色に変更され、カラフルなケーブル環境を構築できるようになった。
手のひらネットワーク機器1.1と同2は、6月中旬から全国のカプセルトイ自販機コーナーで順次販売し、1回500円(税込み)となっている。