富士通、24年度もキャリア採用拡充–新卒採用では「OPENコース」を廃止
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富士通は3月19日、2024年度のキャリア採用と2025年度の新卒採用の計画を発表した。富士通Japanを含むキャリア採用人数は2000人以上、新卒採用人数は約800人を計画しており、2023年に続き年間を通して応募を受け付ける通年採用を実施する。2024年度に計画しているキャリア採用人数は、2023年度の採用実績見込みの1000人と比べて2倍以上となる。
同社は、2030年に向けた価値創造のビジョンとして「デジタルサービスによってネットポジティブを実現するテクノロジーカンパニー」を掲げ、2023年5月に発表した中期経営計画に基づいて事業のモデルやポートフォリオの変革などを推進する。採用では、事業と連動した人材ポートフォリオの実現を図る。
キャリア採用では、高い専門性や多様な経験を有する即戦力人材の採用を拡充し、「Fujitsu Uvance」のビジネス展開を支える幅広い職種で人材を募集する。このうち、中期経営計画で公表した顧客の課題を解決するコンサルティングの拡充に向けて、同領域をけん引する約1000人のキャリア採用を計画している。
新卒採用では、ジョブ(職務)を起点とした採用に大きくかじを切り、応募時に職種を定めない「OPENコース」を廃止し、内定時にソリューションエンジニア、ビジネスプロデューサー、コンサルタントなどの職種を約束する「職種確約コース」、内定時に配属する組織と職種を約束する「ジョブマッチングコース」のみの募集とする。