GitHub、「GitHub Actions」にArmベースのランナー
今回は「GitHub、「GitHub Actions」にArmベースのランナー」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
GitHubは米国時間6月3日、「GitHub Actions」向けにArmベースの「Linux」および「Windows」ランナーを発表した。
GitHubがホストするArmベースのハードウェアを利用することで、Armアーキテクチャーが使用されているあらゆる場所でリリースアセットをビルドおよびデプロイできるようになったと同社は述べる。これまで、GitHubにてArm上でビルドするには、セルフホストするか、QEMU仮想化を利用するしかなかった。
新たに加わったランナーはGitHubによって管理され、Armが構築したイメージには開発者が使用を開始するのに必要なツールが全て含まれているという。電力効率に優れたコンピュートレイヤーを提供することで、価格対性能比を向上できるので、コンピュートコストを最適化して既存の予算内でより多くの作業を完了させつつも、カーボンフットプリントを削減することができるという。さらに、新しいランナーは、GitHubが提供するx64 LinuxやWindowsランナーよりも37%低価格で提供されているという。
新しいこれらのランナーは、「Team」プランと「Enterprise Cloud」プランで利用できる。オープンソースプロジェクト向けArmランナーの提供を年内には開始する予定という。