Docker Desktopが「Windows on Arm」に対応。今月発売されるArmベースの新PCでもDocker環境が構築可能に
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Docker社は、WindowsやMacの上にDockerコンテナ環境を簡単に導入できる「Docker Desktop」が、Windows on Armにも間もなく対応する予定であることを、先月行われたイベント「Microsoft Build 2024」で明らかにしています。
Windows on Armを推進するマイクロソフト
マイクロソフトは、Armベースのプロセッサである「Snapdragon X Elite」や「Snapdragon X Plus」 を搭載した同社のノートPC製品群「Surface」シリーズを今月(2024年6月)発売予定であり、WindowsにおけるArmマシン環境を積極的に展開する構えです。
また、マイクロソフト以外にもArmベースのこれらのプロセッサを搭載したPCが各種ハードウェアベンダから相次いで発売開始されます。
これにより、これまではx86_64プロセッサだけを考慮すれば十分だったWindows環境は、Armプロセッサを搭載したマシンのWindows環境についても考慮する必要が出てきます。
Docker DesktopがWindows on Armに対応するとの発表も、Windows on Armをこれから推進していきたいというマイクロソフトの意向や、実際に多数登場するArmベースのPC環境を踏まえたものだといえるでしょう。
Windows on Armに対応したDocker Desktopは、間もなく登場するDocker Desktop 4.31で提供される予定です。