「AWS Cloud Quest日本語版」に、機械学習を実践的に学べる「Machine Learning(機械学習)」が追加
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Amazon Web Service(AWS)は、ゲームを通じてAWSを学べる「AWS Cloud Quest日本語版」に、新たに「Machine Learning(機械学習)」の教材が追加されたことを明らかにしました。
「AWS Cloud Quest」は、クラウド技術者となったプレイヤーがクエスト内の街の住人から出題される課題やクイズなどを、AWSを使って解決しつつ、クラウドの技術を学んでいくオンラインロールプレイングゲームです。
実際にAWSのサービスを組み合わせてソリューションを構築するため、非常に実践的な内容となっています。
2022年3月に英語版が登場し、その後に日本語版で、入門編としてプレイヤーがクラウドプラクティショナー(クラウドを実践する人)となってプレイする「クラウドプラクティショナー」ロールと、ソリューションアーキテクトとしてゲームをプレイする「ソリューションアーキテクト」ロールが公開されました。
この2つに加えて、新たに日本語版として公開されたのが、「Machine Learning(機械学習)」エンジニアとしてゲームをプレイする「Machine Learning(機械学習)」ロールです。
ゲーム中には以下の課題が登場すると説明されています。
課題名(主な利用サービス)
画像と動画の分析(Amazon Rekognition)
機械学習環境をセットアップする(Amazon SageMaker)
生成AIの概要(Amazon S3, Amazon SageMaker, Amazon API Gateway, Amazon CloudFront, AWS Lambda)
生成AIを使用したテキストからの画像作成(Amazon SageMaker, Amazon API Gateway, Amazon CloudFront, Amazon S3, AWS Lambda)
Amazon SagemakerでのLLMのファインチューニング(Amazon CloudFront, Amazon SageMaker, AWS Lambda, Amazon S3, Amazon API Gateway)
大規模言語モデル(LLM)を使用したチャットボット(AWS Lambda、Amazon Lex、Amazon SageMaker)
スパイドローンの検出(Amazon SageMaker)
独自のモデルを使用する(BYOM)(Amazon SageMaker)
異常検出(Amazon SageMaker)
強化学習(Amazon SageMaker)
安全に帰宅する(Amazon SageMaker)
TensorFlowとコンピュータビジョン(Amazon SageMaker)
ドキュメントからテキストを抽出する(Amazon Textract)
テキスト読み上げ(Amazon Polly)
音声をテキストに(Amazon SageMaker)
お客様のセンチメント(Amazon Comprehend)
チャットボット(Amazon SageMaker, Amazon Lex, AWS Lambda)
AWS Clodu Questは、「クラウドプラクティショナー」ロールは無料でプレイできますが、それ以後のロールは同社のSkill Builderサブスクリプション契約が必要となります。
AWS Cloud Questのトーナメントを開催
AWSはまた、2024年6月20日と21日に開催されるAWS Summit Japanに合わせて、AWS Cloud Questのトーナメントを開催することも発表しました。
トーナメントが開始されると、AWS Cloud Quest内の課題やクイズ、アーキテクチャパズルなどをクリアすることで獲得したポイントがスコアとしてほぼリアルタイムに集計され、発表されます。
開催期間は6月20日12時から6月30日までで、トーナメントの成績上位5名には参加記念品が進呈される予定。詳細は後日発表されるとのことです。