Visual Studio Codeの拡張機能互換「Eclipse Theia IDE」正式リリース。デスクトップ版とWebブラウザ版に両対応
今回は「Visual Studio Codeの拡張機能互換「Eclipse Theia IDE」正式リリース。デスクトップ版とWebブラウザ版に両対応」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Eclipse Foundationは、オープンソースで開発されている統合開発環境(IDE)「Eclipse Theia IDE」の正式リリースを発表しました。
Theia IDEはもともとVisual Studio Codeの対抗として、Eclipse Foundationが開発を行ってきた開発環境で、デスクトップアプリケーション版だけでなくWebブラウザ版も用意されています。
Exciting News! Theia IDE is now generally available!
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Press release https://t.co/K0Npfd9kNy
Blog post https://t.co/5ntq6PW3MG#eclipsetheia #TheiaIDE #eclipseclouddevtools #DevTools #Coding— Eclipse Theia (@theia_ide) June 28, 2024
すでにGoogle CloudやArm、Red HatなどがTheia IDEを基にした自社サービスや自社製品に統合した開発環境を提供しているため、実績も十分にあるソフトウェアだと言えます。
VSCodeそっくりの画面で拡張機能にも対応
下記がTheia IDEの画面です。
Theia IDEでは、Visual Studio Codeのエディター部分がオープンソース化されたMonaco Code Editorを採用し、さらにVisual Studio Codeのコード補完やデバッガ機能で利用されているLanguage Server Protocol (LSP)、Debug Adapter Protocol (DAP)などもサポートしています。
さらにVisual Studio Code互換の拡張機能もサポート。ただしVisual Studio Codeの拡張機能を提供している「Visual Studio Marketplace」は、マイクロソフトの利用規約によってVisual Studio製品以外によるバイナリのダウンロードとインストールを禁止しているため、オープンなVisual Studio Code拡張機能のマーケットプレイス「Open VSX Registry」から拡張機能をインストールできるようになっています。
また、Theia IDE自体がモジュール形式で構築されておりカスタマイズが容易となっていることで、さまざまなベンダが自社サービス用にカスタマイズして組み込みやすいことも特徴だと説明されています。