日本テラデータ、データカタログの提供でQuollio Technologiesと協業
今回は「日本テラデータ、データカタログの提供でQuollio Technologiesと協業」についてご紹介します。
関連ワード (データマネジメント等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
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日本テラデータは7月30日、データカタログサービスの提供でQuollio Technologiesとパートナー契約を締結した。日本企業のメタデータ管理を効率化し、データ/AI活用を推進することを目指す。
今回の協業では、Quollioのデータインテリジェンスソリューション「Quollio Data Intelligence Cloud」と、日本テラデータのクラウドデータ基盤「Teradata VantageCloud」を連携させる。Quollio Data Intteligence Cloudのデータソースの1つとして、Teradata VanatgeCloudをサポートする。
Quollio Data Intelligence Cloudは、メタデータ収集・整理、データ資産全体を日本企業に適した形で管理できるデータカタログソリューション。日本語のユーザーインターフェース(UI)と分かりやすい操作性で、全社的なデータの共有と活用を促進する。
Teradata VantageCloudは、包括的なAI機能を搭載したクラウドデータ分析基盤。サイロ化したデータを論理的に統合し、生成AIを含むAI/MLモデルを大規模に運用できる。
今回の連携により、Teradata VantageCloudで統合されたデータに、Quollio Data Intelligence Cloudのインターフェースから簡単にアクセスできるようになる。また、AI/MLモデル開発に必要な信頼性の高いデータ供給が可能となった。Teradata VantageCloudのアナリティクス機能である「ClearScale Analytics」によりモデル開発を効率化し、大規模運用をサポートする。
両社の協業は、大規模言語モデル(LLM)による生成AI活用が注目される一方で、増え続けるデータ管理の課題に対応するためだ。企業内データの増殖、定義不整合、品質低下、発生源不明瞭化などの問題や、部門ごとのデータ管理による共有不足といった課題を解決し、信頼できるAIの実運用とデータガバナンス、ビジネスイノベーションを推進する。