ウエルシア薬局、「ModuleApps2.0」を活用しアプリを一新–MAUは大幅増加
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ウエルシア薬局は、NTTドコモグループのDearOneの支援を受け、「ウエルシアグループアプリ」をリニューアルし、リテールメディアを実装した。リニューアル後は約8カ月で100万ダウンロードを達成し、月間アクティブユーザー数(MAU)はリニューアル前と比較して約192%増加したという。
今回のリニューアルでは、DearOneの公式アプリ開発サービス「ModuleApps2.0」を活用した。同サービスは、実店舗運営企業や自治体向けに、豊富なアプリ機能(モジュール)から必要な機能を組み合わせて短期間でオリジナルアプリを開発できる。また、モジュールに無い機能はオーダーメイドで開発もできるという。
ウエルシアグループアプリに新たに実装されたリテールプラットフォーム「ARUTANA」は、リテール企業の公式アプリをアドネットワーク化し、横断的な広告配信を可能にする。広告主はARUTANAに広告を出稿するだけで、複数のリテール公式アプリに一斉に広告配信できる。配信先アプリのMAUは合計3000万に上るという。購買意欲の高い消費者に直接訴求できるため、高いコンバージョン率と投資対効果が期待できるとしている。
ウエルシア薬局ではARUTANAの実装により、広告収益を獲得し、クーポン販促やアプリのユーザー体験(UX)向上など、顧客満足度を高めることができるようになったという。
ウエルシアグループアプリのリニューアルでは、紙の「シニアパスポート」をアプリに搭載し、シニア層のダウンロード数を増加させた。また、2つのポイントカードを1画面で表示可能にし、広告バナーのクリック数も2倍に増加したという。