ユナイテッドアローズ、DX施策の保護強化でセキュリティサービスエッジを導入
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アパレル大手のユナイテッドアローズは、DXにおける各種施策の保護を強化するため、Netskopeのセキュリティサービスエッジ(SSE)「Netskope ONE Security Service Edge」を導入した。Netskope Japanが9月3日に発表した。
ユナイテッドアローズは、2月に経済産業省の「DX認定事業者」に認定され、サプライチェーンの最適化や商品調達のデジタル化、店舗内デジタル体験の強化などに取り組んでいるという。この中でセキュリティ対策をオンプレミスからクラウドベースに移行した。
新たに導入したのはNetskope ONE Security Service Edgeで、これによりオンプレミスベースのセキュアウェブゲートウェイとリモートブラウザー分離ソリューションを置き換えたほか、新たにクラウドアクセスセキュリティブローカーを追加した。また、同社全体の約2000台のWindowsデバイスにNetskopeのエージェントも導入している。
この移行では、既存の要件を満たしつつクラウドベースのセキュリティ対策を実現し、クラウドサービスの利用に関する可視性の向上や、リスクの高い行動の検出とブロックの改善、マネージド型セキュリティ監視センター(SOC)サービスの利用などが図られたという。
Netskopeの導入についてユナイテッドアローズ 執行役員 CIO(最高情報責任者)の鈴村裕司氏は、「セキュリティ管理が大幅に効率化され、クラウドサービス全体の可視性が向上した。お客さまの情報をより適切に保護し、業務効率を向上させることができる。当社のDX戦略にはまだ続きがあり、現在はサプライチェーンの最適化を目的とした商品管理基幹システムの刷新と、商品調達のデジタル化への体制整備が進行中。これらの取り組みを確実に保護する上で重要な役割を果たし続けるだろう」とコメントしている。