万人向けの使いやすい「Linux」ディストロ–ゲーム機能も充実した「Nobara Linux」
今回は「万人向けの使いやすい「Linux」ディストロ–ゲーム機能も充実した「Nobara Linux」」についてご紹介します。
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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
「Nobara Linux」は、新しいバージョン(バージョン40)がリリースされたばかりのOSだ。ゲーマーを含むあらゆるタイプのユーザーをターゲットとする数少ないディストリビューションの1つという点において、Linuxの世界で独自の地位を築いている。Nobaraは「Fedora Linux」に変更を加えて、使いやすさを強化したバージョンだ。
必要なプロプライエタリーパッケージがすべて含まれているため、「ポイントアンドクリック」で操作するユーザーも、マルチメディアコーデックやストリーミングに必要なソフトウェアのインストール、ゲームをより快適にプレイするためのOSの設定変更などについて心配する必要はない。それらすべてを組み込んだ美しいデスクトップOSであるNobaraは、「Windows 11」ユーザーにとって歓迎すべきOSになるだろう。
NobaraがFedoraの公式スピンではないという点には留意しておきたい。Fedoraのパッケージ、コード、リポジトリーを使用するが、Fedoraから完全に独立したプロジェクトだ。
では、Fedoraから何が変わったのだろうか。いくつか例を紹介しよう。
かなり多くの変更があり、幅広い改善点に対応している。変更点の一覧は、Nobara Projectのウェブサイトで閲覧することができる。
確かにNobaraはゲーマーのニーズに応えているようだが、快適に使用できるユーザーがゲーマーだけというわけではない。生産性を求められる作業には、「LibreOffice」や「InkScape」を利用できる。ウェブブラウジングには、「Firefox」がある。ゲームには、「Steam」「Wine」「ProtonPlus」「Lutris」「Host Remote Play」、GOverlayがある。