「Midjourney」にウェブエディターが登場–アップした画像の編集が可能に

今回は「「Midjourney」にウェブエディターが登場–アップした画像の編集が可能に」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 人工知能(AI)を用いた画像生成ツールでは、作成した画像の編集やカスタマイズが可能なものが多い。そして今回、PC内に保存されている既存の画像を変更できる新機能が「Midjourney」に加わった。

 米国時間10月23日に発表された新たなウェブエディターでは、コンピューターから画像をアップロードして、移動、サイズ変更、塗り直し、内容の変更ができる。また、URLを入力すれば、ネット上にある画像でこうした作業をすることも可能だ。

 ウェブエディターでは、インターフェースが2つのセクションに分かれている。「Edit」セクションでは、画像の移動、サイズ変更、部分消去、内容を説明するプロンプトの生成、拡大縮小、アスペクト比の変更ができる。「Retexture」セクションでは、プロンプトを送って指示することで、画像に映っているもののテクスチャーの変更ができる。

 これはすばらしい機能に思える。だが今のところ、この編集機能を利用するには、ユーザーは一定の条件を満たす必要がある。

 まったく新しい機能であることから、Midjourneyとしては、これを徐々に広めていきたいとの考えだ。初回となる今回のリリースでは、ツールを使えるのは以下の条件を満たす人に限定されている:

 上記のいずれかの条件にあてはまる人向けに、以下ではこのエディターの使い方を説明しよう。

 まず、Midjourneyのウェブサイトに行き、各自のアカウントでサインインする。左のサイドバーにある「Edit」(編集)ボタンをクリックする。すると「Edit from URL」(URLから編集)と「Edit Uploaded Image」(画像をアップロードして編集)という2つの選択肢が表示されるはずだ。

 画像をアップロードしたら、さまざまなツールで編集できる。移動ツールでキャンバス上の画像の位置を動かしたり、クロップツールでサイズを小さくしたりできる。画像の好きな部分を消しゴムツールで削除してから、その領域を新たなコンテンツで埋めることもできる。また、「Image Scale」のスライドバーを動かして画像のサイズを変えたり、アスペクト比を1:1、4:3、16:9などの設定から選んで変更したりすることも可能だ。

 また、テクスチャーの変更も可能だ。画像に加えたい変更についてのプロンプトを入力して、送信するだけで画像のテクスチャーを変更できる。Midjourneyによると、画像の光、素材、表面の質感を変更できるという。

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