MS、新バージョンの「Outlook」を「Windows 10」に強制インストールへ
今回は「MS、新バージョンの「Outlook」を「Windows 10」に強制インストールへ」についてご紹介します。
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Microsoftは、新しい「Microsoft Outlook」アプリを「Windows 10」に強制的にインストールする計画を明らかにした。ユーザーが望んでいるかどうかにかかわらずだ。
同社は「Microsoft 365管理センター」を通じて「Microsoft 365」のサブスクリプションユーザーにメッセージを送信し、新しいOutlookが米国時間2025年1月28日に提供されるオプションのWindows 10リリースの一環として、または2月11日に実施される月例セキュリティアップデートの一部としてプリインストールされると通知した。
インストールされた新しいOutlookアプリは、既存の「メール」アプリと「カレンダー」アプリに置き換わるため、「スタート」メニューで以前のメールとカレンダーのショートカットをクリックしても、新しいOutlookアプリが起動するようになる。ただし、幸いにもMicrosoft 365または「Office 365」に付属していた従来のOutlookアプリが置き換えられることは、今のところないようだ。
Microsoftは前述のメッセージで、次のように説明している。「新しいOutlookはデバイスにインストールされたアプリとして存在します。そのため、例えば『スタート』メニューの『アプリ』セクションに表示されます。ただし、既存の(従来の)Outlookを置き換えることはなく、設定やユーザーの既定値を変更することも決してありません。Windows用の(従来の)Outlookと新しいOutlookの両方を並行して実行できます」
ユーザーは、新しいOutlookがWindows 10デバイスに強制的にインストールされるのを阻止することはできないが、インストール後に削除することは可能だ。Microsoftは、新しいOutlookを利用したくない個人または組織のために、このアプリを非表示にしたりアンインストールしたりする際に必要な手順を説明したサポートページまで用意している。
Windows 10への強制インストールは、新しいOutlookへの段階的な移行に向けた最新の動きにすぎない。Microsoftは新バージョンのテストを2022年に開始し、2024年から商用ユーザーへの段階的な提供を正式に開始している。新しい「Windows 11」デバイスと「Windows 11バージョン23H2」アップデートを適用したWindows 11デバイスには、すでに新バージョンがプリインストールされている
まず、新しいOutlookは、メールアプリとカレンダーアプリのさまざまな機能や設定を1つのプログラムに統合するものだ。また、この新しいアプリには、デスクトップ版、モバイル版、およびウェブ版のOutlookでルック&フィールを統一しようという狙いがある。