NEC、リモート映像活用を最適化するソフトウェアを販売
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NECは、リアルタイム映像伝送を最適化するソフトウェア「NEC Intelligent Video Streaming」の販売を開始した。モビリティー遠隔監視やリモート広域監視などのリモート映像利用を目的に開発されており、自動運転支援や広域監視、見守りなどの用途が想定されている。
同ソフトウェアは、NEC独自の通信品質を予測する技術と、映像分析に必要で最適な画質を学習する技術を用いている。これにより通信品質が不安定な環境下でも、映像品質を安定させ、スムーズに乱れのない映像伝送を実現する。また、映像分析に必要なデータ量に最適化することで、映像伝送時の使用帯域を削減しつつ、リアルタイムでの映像分析を可能にする。
通信速度予測技術は、無線通信速度を予測し、映像品質をリアルタイムで制御する。帯域幅変動に対応し、データ圧縮率を自動調整でき、低帯域でも必要な映像と画像を伝送可能だ。
独自の画質最適化技術は、注目領域や最適画質を学習し、送信映像を最適化する。必要な領域は高画質、不要な領域は低画質にすることでデータ量を削減でき、リアルタイムな映像分析と安定した映像伝送を両立する。
NECによると、近年、自動運転支援や広域監視など、リモートでの映像活用のニーズが高まっているが、無線通信の不安定さによる映像の乱れが発生し、監視が困難になることもあるという。とくに狭帯域な無線通信環境では、映像分析に必要な画質が得られないこともある。