KDDI、製品に通信を一体化する「ConnectIN」提供開始–VAIOなど導入へ
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KDDIは、製品やサービスと通信を一体化する「ConnectIN(コネクティン)」の提供を開始すると発表した。メーカー企業の製品に一定期間の通信料を組み込んで販売でき、ユーザーは月々の通信料が支払い不要になる。
ConnectINは、データを蓄積・管理するデータベース構築、端末の制御や管理をするシステム開発など、通信が一体化された製品を提供する際に必要だった初期投資が、販売台数に応じたレベニューシェアによりゼロになるというもの。メーカー企業側は、回線申込受付・不正利用防止法対策のための本人確認業務・申込種別の受付ルール作り・イレギュラー対応など、煩雑な通信回線の契約管理や体制整備が不要になる。
管理者用サーバーやKDDIから提供する月次レポートから、製品を購入したユーザーの申込者情報・回線情報・トラフィック情報などの利用状況を把握でき、利用状況に応じてコンテンツのアップグレードなど付加価値の向上にもつながる。
ユーザー側は、製品を購入するだけで、月々の通信料を支払わずに通信を利用でき、通信が一体化されたPCでは、Wi-Fiやルーターを持ち運ぶことなく通信の利用が可能。KDDIでは、通信一体型の車いすなどで、安全な走行可能ルートを更新できるなど、リアルタイムにアップデートされるコンテンツを利用する活用方法も今後想定しているという。
既に、ダイワボウ情報システム、Dynabook、レノボ・ジャパン、パナソニック コネクト、VAIOへのConnectIN採用が決定している。