西松建設、「Dell Precision 5480」で建設業務の生産性と効率を向上

今回は「西松建設、「Dell Precision 5480」で建設業務の生産性と効率を向上」についてご紹介します。

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 西松建設は、デル・テクノロジーズのモバイルワークステーション「Dell Precision 5480」を導入し、建設業務の生産性と効率を向上させている。デル・テクノロジーズが1月28日に発表した。

 今回の導入により、西松建設の従業員はモバイルワークステーションを容易に持ち運べるようになった。これにより、紙のノートやタブレット端末を使っていた場面でも、直接図面やBIMモデルを共有できるようになり、業務効率が改善された。また、高性能なCPUとグラフィックスにより、処理速度やバッテリーの持続時間も向上している。

 柔軟な働き方にも貢献しており、モバイルワークステーション1台で場所を選ばない働き方が可能になった。これにより在宅勤務用PCが廃止され、ICT部門の管理コスト削減と効率化が進んだ。また、キーボードの操作性向上や、調達時の迅速な対応にも満足しているとのこと。

 Dell Precision 5480は1.5kg未満の軽量設計で、第13世代の「Core i9」プロセッサーとNVIDIAのプロフェッショナル向けグラフィックスを搭載している。これにより、BIM/CIM(建設情報モデリング)対応ソフトの複数同時起動や大規模モデルの編集、レンダリング処理が可能だ。

 西松建設は、ダム、トンネル、橋などの土木工事から、建築、不動産開発まで幅広く事業を展開している。同社は国土交通省が推進するBIM/CIMを積極的に活用し、DXを推進している。BIM/CIMは、建物の設計、施工、維持管理の全段階で、3次元モデルとデータを活用する技術だ。

 同社は従来、デスクトップ型ワークステーションを使用していたが、2019年ごろからモバイルワークステーションへの移行を開始した。既存のモバイルワークステーションは、一部の従業員が訪問先や出張先に持ち出す際、2kg前後の重量が負担となり、容易に持ち運べなかったため、軽量化が望まれていた。

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