ジャストシステム、「スマイルネクスト」で教育データ活用を促進–個別最適な学びの提供へ
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ジャストシステムは、小中学校向けの学習クラウド「スマイルネクスト」に、新機能「デジタルテスト」および「学習者カルテ」を搭載し、4月1日に提供を開始する。ジャストシステムが1月29日に発表した。これらの新機能により、個別最適な学びの提供や、教員の業務効率化および質の向上が促され、教育DXの推進につなげるとしている。
スマイルネクストは、1人1台のPC活用に適した小中学校向け学習クラウドサービス。教師のICT活用指導力を高め、児童・生徒の情報活用能力を育成する機能や教材を提供する。180単元の略案や教材、ICT活用パターンを収録した「授業パッケージ」、学習活動を一元管理し授業準備から評価までを支援する「課題管理」などの機能がある。
新たに追加されたデジタルテストは、評価観点に基づいた問題を搭載し、単元テストや入試対策にも対応する。自動採点による迅速なフィードバックや、AIによる個別最適な復習ワーク配信が可能となる。また選択式・短答式・記述式に対応し、手書き入力やキーボードでの解答が可能。テストの制限時間設定や、他画面への遷移も監視でき、不正行為を防ぐ。テスト問題には、基本的な「知識・技能」に加え、応用力を試す「思考・判断・表現」を問う内容を多数搭載しており、問題をオリジナルのまま配信したり、出題範囲に合わせて組み替えたりすることもできるという。
学習者カルテでは、デジタルテスト結果の自動集計と分析、レポーティングが可能。成績を多角的に分析、可視化でき、教員の評価作業の効率化や個別指導支援を促進する。これにより、より多くの時間を個別指導に割けるようになるとしている。
「GIGAスクール構想」第2期では、教育データをさらに活用した個別最適な学びが期待されている。ジャストシステムでは、これに合わせて今回の新機能の提供を行ったという。