マブチモーター、生成AIの導入3カ月間で9500時間を削減–国内から全社展開
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電動機メーカーのマブチモーター(千葉県松戸市)は1月30日、生成AIの導入から3カ月間で約9500時間の業務時間を削減し、国内拠点における全社的な利用を開始したと発表した。
同社は、2030年までの経営計画の一環でIT活用の業務プロセスの効率化と自動化による生産性向上を推進中だという。生成AI関連の支援を日鉄ソリューションズ(NSSOL)が担当。NSSOLが代理店として提供するExa Enterprise AI(エクサウィザーズグループ企業)の「exaBase生成AI」を2024年10月に導入した。
exaBase生成AIの利用は、海外拠点とのメール文書などの翻訳、アンケートの集計作業、Visual Basic for Applications(VBA)のコード生成、文書や報告書の添削などだという。対象ユーザーの2024年10~12月の総労働時間は約38万4000時間で、生成AIによる削減時間は約9500時間(総労働時間の約2.5%)だったとしている。
同社は今後、海外拠点も含む生成AIの活用でさらなる業務効率化と生産性向上を推進すると表明している。なおNSSOLは、今回の導入計画の立案および実行、ユーザー教育や実業務でのユースケース発掘と定着支援を担当した。