1Password、位置情報でパスワード管理を効率化する新機能を追加
今回は「1Password、位置情報でパスワード管理を効率化する新機能を追加」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
パスワード管理アプリの1Passwordは米国時間3月6日、保存したアイテムに位置情報を追加できる機能を発表した。ユーザーのいる場所に応じて、アプリのホームタブにある「Nearby(近く)」カードに、特定のアイテムが表示されるようになる。
位置情報を保存するには、既存のアイテムを編集し、「Add a location(場所を追加)」を選択する。その後、トリガーとなる地点に地図を移動させる。その場にいる時に設定する方が簡単だが、どこからでも設定可能だ。Nearbyタブを編集し、トリガーの範囲を調整できる
また、アプリのホームタブに表示されるアイテム数を、距離に応じて制限可能だ。例えば、50フィート(約15m)以内や最大10マイル(約16km)離れた場所に関連するアイテムのみを表示できる。ただし、アイテムのリストが長すぎる場合は、この機能が効果を発揮しないこともある。
パスワードにアクセスする場所がなぜ重要なのか。例えば、職場の入口のアクセスコードを保存している場合、長いリストをスクロールせず、必要な時に簡単に見つけることができる。また、病院に行くと医療サービスのパスワードが表示され、ホテルの部屋の近くでは金庫のコードが確認でき、駐車場のゲートに近づくとコードにアクセスできる。空港に到着すると、旅行書類が手元に表示されるように設定することも可能だろう。
たくさんのパスワードを保存していると、必要な時になかなか発見できないことがある。パスワードに位置情報を設定しておけば、その場所に応じたパスワードを容易に見つけられる。
1Passwordは、位置情報が保存、共有、追跡されることはないと述べている。アプリは関連するアイテムをローカルでチェックするため、位置情報がデバイスから離れることはない。また、同機能はいつでもオンオフを切り替えられる。