VSCodeに新機能「Copilot Vision」プレビュー版が登場。モックアップ画像を読み込ませてHTML/CSSを作成、エラーのスクリーンショットから分析を依頼など
今回は「VSCodeに新機能「Copilot Vision」プレビュー版が登場。モックアップ画像を読み込ませてHTML/CSSを作成、エラーのスクリーンショットから分析を依頼など」についてご紹介します。
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
マイクロソフトはコードエディタVisual Studio Code(以下VSCode)の新機能として、Copilotでモックアップ画像の読み込みなどが可能になる「Copilot Vison」プレビュー版などの搭載を発表しました。
また、ターミナルにおいてbashやzsh、PowerShellなどの入力補完をしてくれるIntelliSenseの改善なども追加されています。
これらの新機能は3月6日付けで公開されたVSCode 1.98(February Update)に搭載されています。
Version 1.98 of @code is out now with drag and drop peek references, rich terminal IntelliSense, improvements to agent mode and NES, and more!
Full release notes: https://t.co/EXtEeRDZpQ
Let’s go… pic.twitter.com/MduHhKRXYt
— Visual Studio Code (@code) March 5, 2025
新機能のCopilot Visionは、これまでテキストによるチャットでやり取りをしていたAIによるコーディング支援機能であるGitHub Copilotに対して、画像での指示が可能になるというものです。
具体的にはユーザーインターフェイスのモックアップ画像をCopilotに読み込ませて、HTML/CSSによるWebページを生成させることや、コードの実行中にエラーが発生した場合、そのエラーのスクリーンショットを読み込ませてエラーの内容の分析や説明などを依頼することなどができるようになると説明されています。
これまでCopilot VisionはVSCode Insiders版に対して提供されていましたが、本バージョンからは通常のVSCodeに対してこの機能が利用可能になる見通しです。
下記はデモ動画から、Copilotにコードが書かれた画面のスクリーンショットを読み込ませた上で「tell me about this code」(このコードについて教えて)と、その内容の分析を依頼しています。

現時点でCopilotのAIモデルとしてGPT-4oを選択している場合に、Copilot Visionが利用可能となっていますが、今後Claud 3.5 sonnetとGemini 2.0 Flashでもサポートされる予定とのことです。
そのほか、今回このIntelliSenseのターミナル対応機能におけるコマンドラインの解析が大幅に改善され、bash、zsh、fish、PowerShellでの補完がより適切なものになるなどの新機能がVSCode 1.98に追加されています。
その他の新機能などについてはリリースノートをご覧ください。